アニメ(ゲーム)とワインの美味しい?関係

[アニメ]放映当時鬱展開で見放されたアニメと私個人の出会い

1月13日のエントリーで最近舞-HiME舞乙-HiME PROJECTの展開に興味を持っていると述べましたが、私自身興味持ったのは舞乙-HiMEの放映スタートからで、それから舞-HiMEにも興味が出たので知人に頼んで見せてもらったのですがその時、聞いたのが(いや〜最初は単純にいいんだけど途中から超鬱展開にもって行っちゃったせいで放映当時かなりスカン喰ったらしいよ)という話で、確かに初めて一通り見た時は多少覚悟していたとはいえ、見るのに根性要る展開でした。ただ、逆にメインヒロインの舞が眉間に皺寄せて唇間で血を滲ませながら怒るシーンなど初めてみて(かっこいい!)と思いました。それまで見たアニメやゲームで、ヒロインが怒るシーンあっても上っ面の怒りの表現ぽかったり、予定調和的展開の中での1シーンとしか感じられないものが殆どだったので(ヒロインの顔をリアルに歪ませるのがタブーの様に考える造り手側の自己規制?)舞が弟の拓海を失った時に見せた表情には新鮮なものを感じました。(舞乙-HiMEでもそういう新鮮な驚きを期待しているというかあのエロシーンの連続がそれか?)
でまあ、もう一つ昨年見て楽しめたアニメに「カレイドスター」(スカパーでの再放送)があって、最近更新されたWEBアニメスタイルに掲載されたプロデューサーの池田氏のコメント見て(カレイドスター)も「新たなる翼編」で鬱展開だったせいで

やっと温まった温度と反比例した展開。それによって、多くのファンの方から「見限られた時期」

と当時を振り返っているのにはびっくりしました。確かに、私も録画して34話辺りから見るスピードが急に落ちたんですね。けど、私の場合はスカパーでの再放送で見ていたので毎週ではなく毎日放映で録画したのが溜まっていくし、ちょうどWebラジオにもハマって楽しかったし、OVA「レイラハミルトン物語」の話題も盛んだった時期だったので最後まで見切って余計に気に入りました。池田氏も作っていた当時を振り返っていて

、“ここ”を我慢してつき合ってくれた(待ってくれていた)ファンがいて、同時に僕らとしては最高のテンション(=満身創痍)でクライマックスに

と述べています。作り手が終わった後でそう今でも言える作品ってどれだけあるんでしょうか?
さてさてさて今月、舞乙-HiMEもDVDリリーススタートだし、OVA「レイラハミルトン物語」も同じ日に発売&スカパーで再び(カレイドスター)本編放送だし、見たこと無い人は見てみるといいでしょう。確かに途中観ていて辛い展開有るとは思いますがじっくりと見るといいかもしれません。最近、日中だけでなく深夜もやたらにアニメが多くて玉石混交なので全て追っかけようとすると番組がちょっと見辛い展開だと辞めてポップで見やすいものに流れてしまいそうになりますが見易い物は見ているときは楽しいかもしれませんが全話終了するとまた見たいと思えるものは少ないように感じます。ファーストフードみたいに喰い始めが美味しいだけで後残らないものより、最初とっつきにくいかもしれませんがワインみたいにじっくりと味わうと美味しいし、色々面白いもののほうが良いと思うのですがいかがなものかと。

(ワインも最近、中身よりスタッフのプロフィールや広告で売ろうとするものが増えていてうんざりする事がありますが)