SNS!SNS!

やってない人間があまり言うことではないとは思いますがいや外から見ているからこそともいえますがSNS(ソーシャルネットサービス)はマルチやねずみ講的胡散臭さを感じられて好きになれません。XOOXOOさんでは総務省調査のデータをもとにブログやSNSについて意見を述べられていますがSNSを好まない理由の一つとして(外部へのトラックバックの無い)ということを挙げられています。私もたまたまアクセス解析からMixi内の日記で自分のHPをネタにされたのにかかわらず私がMixi会員で無いというだけで見ることができないという一方通行状態を味わったことがありますので同感といいますか、どんなにSNSの代表格であるMixiが実名での利用を推奨しても偽名や成りすましで利用する人もいる以上コミュニケーションツールとしての不完全性・非安全性を感じざる負えません。非会員から見れば会員の認証という壁があるだけで自分に対しどんなことを書かれようと誰がどんなことをしているのかわからない匿名性に近い嫌悪感を感じるのです。
よく、SNSパソコン通信のロジックの復活だという人が言いますが私はそうは思いません。パソコン通信にはニフティサーブという巨艦がありましたがあちらこちらに小さなコミュニティがあったと聞きます(当時私はパソコン使ってないので)。多分そういうところが似ていると言いたいのでしょうがまず、パソコンを持つという物理的壁が存在し、さらに当時は莫大な通信費を用意する必然に迫られるという金銭的な壁が存在した為、極めて限られた人たちの楽しみであり、膨大な通信費を少しでも抑えつつ、よりコミュニケーションを深めるという目的でオフ会もあったと思います。
ところが、MixiなどSNSはインターネットというすでにある程度日常化されたインフラの中である意味インターネットの持つカオスの極致である2ちゃんねるなどが持つ匿名性に対するアンチテーゼとして日本では多くの場合、企業がバックについて興されています。それはMixi然り、GREEも然りです。乱暴な例えですが山のふもとの湖で眺めはいいけど他所から来た観光客で騒音・大気汚染など公害が酷いから地域が認めた人間や車しか入れないと言い出すのと同じではないでしょうか?つまり、他所から来た身元がわからない人間が天下の公道でもうろちょろするだけで気に入らない。けれど、うちの近所の知ってる人が古い黒煙モクモクでステレオでどんすかどんすか大音量で音楽鳴らして車乗り回すのは知ってる人だから許すというのがMixiとかの招待会員制の論理です。

あとブログに仕事のこと載せることについて賛否両論在りますが、企業は従業員のブログの利用は許してもSNSの使用は厳しく制限すべきだと思います。特に個人情報扱うような企業・部署の人間はすべきではないと思います。不祥事が起きたときに2ちゃんやWinnyでのトラブル以上に深刻になる必然をその招待会員制というシステムに感じるのです。

杞憂であることを祈ってやみません。つ〜か、どんなに綺麗言いっても出会い系である事は使ってる人間や運営元がいってるんだから警察は規制・監視したらどうかと思ったり・・・